ーワゴンショップのオーナーになられたきっかけを教えてください。
まず、「ワゴンショップ」という存在を知るきっかけとなったのが、知人からの情報でした。
元々、物作りが好きで付加価値のある仕事が出来ないかと思ってた時に、ちょうど知人から「ケータイの装飾が今結構人気があっていいらしいよ」と。
実際、教えてもらった店舗を見に行き、店員さんに直接お話を聞かせていただきました。
当時から、携帯は1人1台は必ず持っていた事に対して、携帯に装飾を施している人は圧倒的に少なかったんです。
「これからは、携帯に装飾をする人が必ず増える。だったら自分がしてあげなきゃ」
店員さんからの話を聞き終わるまでもなく、決めてました。(笑)
ーワゴンショップをエス・シーで出店する事は、迷わず決められたのですか?
いえ。当時からワゴンショップを扱う企業は数社ありましたから、「どこが良いのか」きちんと調べました。
私の中で重要なポイントだったのが、「出店件数の数」と「代理店の規模」がどのくらいかっていう事。出店するにも、集客がないと意味が無いですし、出店数が多いという事は、それだけ成功してる人も多いという事ですよね。
他の会社が50台のところを、「エス・シー」は230台と群を抜いてましたし、出店場所のほとんどが、集客力のある大手ショッピングセンターでした。
加えて、電話したときの対応が、一番しっかりしてたという部分も含めて、選びました。
やっぱり「ノウハウ」と「集客力」と「サポート」は重要ですもんね。
ー1店舗目は、ご自分で場所を探されたそうですね?
そうなんです。エス・シーさんから技術の提供はいただけるので、最初の出店先は自分の力で、探したいという思いがありました。
自分で、何十件ものショッピングセンターに電話を掛けたり、訪問したりして、
「私こういう仕事がしたいんですけども、1坪でも2坪でもいいんで置かせてもらえませんか?」って・・。
最初は全て断られました(笑)当然ですよね、素人が電話して、いきなりお店を出させて欲しいとお願いしても、普通は断りますよね。
でも、それでもあきらめず、少しでも可能性があると感じた先には何度も説明に行きました。その時の私に伝えられるのは熱意しかなかったから。
ーその熱意の結果は?
私の念力が通じまして(笑)数ヶ月後に上野のデベロッパーの方から、「そこまで言うならやってみないか」と、連絡をいただきました。
本当に嬉しくて、言葉にならなかったのを覚えてます。
ー出店場所を紹介してもらえるのに、なぜそこまで苦労して自分で探されたのですか?
確かに、エス・シーに任せてれば時間を掛けず、良い出店場所を紹介してくれたと思います。
でも、それだと、全てにおいてエス・シー側に依存してしまうことになります。
それが悪い事ではありません。
ただ私の場合は、性格上、全て依存することによって「誰かのせいにする」という逃げ場を作りたくなかったというのが、大きな理由ですね。
ーワゴンショップの魅力はどこにありますか?
日本ではまだまだ、認知度が足りない面があるんですが、アメリカでは既に、ワゴンショップ自体が国民に愛され、1つの文化が出来上がっています。
テナントだと全国に店舗があって、それが良いと分かっても一個人の意見が簡単に通らないし、扱う規模の大きさから、どうしても判断するまでのタイムロスが大きく生じます。
反面、ワゴンの場合は小回りが利くので、お客さんが「今、求めているもの」を、リアルタイムで提供できるところが大きな魅力の1つです。
ー出店されてからの売り上げが好調ですが、秘訣はあるのですか?

おかげさまで1店舗目が、携帯の装飾ブームが起きたこともあり、「成功」というレベルに達しました。
現在2店舗を運営していますが、最近やっと、こうすればお客さんが喜ぶんだという事が、少なからずわかってきましたが、「秘訣」は特にありません。
運もあったと思うし、当然努力してきた中で得られた「売り上げ」というご褒美なんだと思います。店舗の運営の仕方に正解はないし、経験の中で、あえて言わせていただけるなら、「人任せにしない事」と「試行錯誤すれば必ず得られるモノがある」って事ですね。
ー今後の目標は?
もともと、お客様に「オリジナル性とクオリティー性の高い商品」を提供したいという思いがあり、ワゴンショップをはじめました。
そのワゴン2店舗も軌道に乗り、私としては、とりあえず第一段階を終えた感があります。
今後は、更に創造性に磨きをかけ、お客様の五感を刺激するようなブランド構築を自分自身で仕掛けていきたいと考えてます。
こんな機会を与えてくれたエス・シーさんに感謝だよね。